Kids Return キッズ・リターンのネタバレレビュー・内容・結末

『Kids Return キッズ・リターン』に投稿されたネタバレ・内容・結末

全員が悪い方向へと進んでいくフェーズは良い展開が想像できず苦しかった。
時の進め方がシームレスで面白い。
ボクサーと暴力団。
それぞれ世界で"大人の汚さ"に振り回された二人。
様々な事があってからのラストのセリフが切なく、素晴らしい。

俺たちもう終わっちゃったのかな。
バカ、まだ始まっちゃいねぇぞ。

で終わるのがなんか切なくて前向きで美しいのと、別になくても物語として成立するはずなのに、主人公2人以外の漫才師やセールスマンなどの…

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綺麗に丸く収まらない結末が切なくて、どこか希望を抱いてしまう。

ふざけてばかりの青春だったのに、取り巻く環境がいつの間にか大人にさせてたんだな。

人生の先輩たちから手を抜くとことを覚え、それが災…

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挫折の仕方がリアル、大人になった今では2人を正論でダメでしょって言える側だけど自分が10代の頃に観たらどう映ったのかな
最後、俺たち終わっちゃったのかな、まだ始まっちゃいねーよ、という言葉が印象的で…

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どこか現実味のある青春物。
青春物ということもあって北野映画では死ぬ人が少ない作品。

夢や努力を綺麗事として描いていないところがおもしろかった。
夢や希望を持つことも大切だが、手放す大切さを感じた。

正直、もう一度は観ない映画。苦しくなるから。
学生の頃からストーリーは始まり、やがて卒業し社会人になり、いろんな人間のいろんな結末を目撃する。これがびっくりするくらい、ずっと嫌な質感を味わされ、夢や…

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青年達が挫折する様は青春映画ながらも冷徹な眼差しを感じる。最期の名台詞は希望ともとれるが、もし今後の人生において「まだ始まってもない」を繰り返してしまうとしたら、どう受け取ればいいのだろうか。この物…

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誰かからの強要とかで流されていくのではなく、常に自分の感性や感覚に従って、常に自分が納得できる行動を選んでいくことが大事なのかも。無理ならば、そんな行動がとれるようになるのを見据えて少しづつ手入れを…

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先輩のおすすめから。恥ずかしながら、北野武作品は初めて鑑賞。暴力描写が多いイメージが先行しているが、こちらはほとんど暴力を排除した密度の濃い青春映画。ラストの「俺たち、終わっちゃったのかなー?」「バ…

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