Kids Return キッズ・リターンの作品情報・感想・評価

「Kids Return キッズ・リターン」に投稿された感想・評価

たけしさんが出てこないたけし映画としてはベストかもしれませんね。初めに終着点を見せているので、余計悲しく見える中盤。しかもその後どうなるかというのを別の登場人物を使って全て見せてしまうので、さらに悲しい。リターンなのだ。まさに返ってくる、同じところに。

そしてやっぱり出てくるヤクザ描写。おなじみのメンバーも出てくる。たけし映画らしさもしっかり。あの人がゆっくり歩くシーンを映すところとか不穏だなあと思ってたら案の定。

あと二人ともめっちゃイケメン。かっこいい!もっと売れてもよかったと思うんだけどなあ。
高校生の、エネルギーはありあまってるのに目的みたいのがなくてしょうもないことで見栄張ったりする感じが沁みる。たけし的とよく聞く唐突すぎてギャグみたいなシーンの変化がいくつかあって(車燃えるシーンと脇役がでかいチンピラにノされるシーン)笑ったし「これがたけし映画のやつかー」と小さく感動した。
シンジとマアちゃんの2人が主役だと思うけど、他にも幸子に思いを寄せていた子や芸人を目指している子など、子供から大人になるまでのうまく行ったり行かなかったりする変化が、さながら群像劇のようだった。ピンポンぽさもかんじる。マアちゃんがランニングするとき必ず道をはずしていたのが、彼のキャラクターらしいなぁ、と感心していたけど、終盤シンジも同じことをしたのがものすごい不安をあおられた。あと林のキャラがすごく疎ましく感じたが、つい仲良くなってしまいそうなユルい雰囲気が絶妙だった。
大がかりな逆転劇とかも特に無くシンプルな成長と堕落(?)がたんたんと描かれていて、画面の構図もめちゃかっこいい。時々遠巻きに写し出される青年達がとても寂しげで、全体的にエモーショナルな作品だった

あとヒロシがサチコにあげた手紙を爆笑しながら読んでたマアちゃんがそのあとカツアゲ対象であるヒロシをかばったのがちょっと「良いね!」と思った。
いつでも「馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねーよ」と言えるぐらい強くありたい。#annkw
こー

こーの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

北野映画を初めてみたがとても面白かった。ボクシングの先輩のハヤシが悪知恵を教えてそれにシンジがのってしまいボクシングを諦めてしまった。だからやっぱり自分の芯を通すところは通していいし曲げるところは曲げるという塩梅だとおもう。しかし、ハヤシは元々は新人王を取るような強いボクサーだったが強い敵に打ちのめされてグレてしまったと考える。しかし、その中でも彼なりに模索していたが自分を信じることが出来ずにぐれていったと考えられる。しかし、一方で下手な漫才師は最初は下手だったが徐々に客を集められるようになっていた。彼らはハヤシと違ってもがいて苦しんで自分を貫いたからだと思う。自分を貫いているという根拠は漫才の形が高校時代のものを進化させたものだからである。最後のシーンで「俺たち終わっちゃったのかな?まだ始まってもねえよ」というセリフがあるがそんな一息も大切だけどやっぱり人生って苦しんで進まなきゃいのかとも思うがやり直しもきく一面もあるなーと思った

話は変わり、サチコという店の女の子はヒロシから映画に誘われて断る。その同じようなシーンが3年後ぐらいの時間軸の時にある。それはヒロシや他の人がサチコに向かって自分を貫いて告白しても努力じゃあどうにもならないという恋愛の残虐さが描かれてると思った。
Kento

Kentoの感想・評価

4.0


まだ始っちゃいねーよ

切ないけど、バッドエンドではないのかな
2回目 2021.12.04

オードリーANN聞いてまた観たくなったので

必要以上のことはせずともちゃんと伝わるように出来てるのがすごい
無駄がなくて素敵

まだ始まってねえよなぁ、、
おぺぺP

おぺぺPの感想・評価

4.5
シ『マーちゃん俺たちもう終わっちゃったのかな?』マ『バカヤロウ!まだ始まっちゃいねえよ!』(自転車ニケツの二人は穏やかな笑顔)

いきなりラストに繋がる二人のシーンを持ってくるあたり粋だな〜かっこいいな〜と感じます。何度このラストのセリフに救われたか。

邦画の中ではオールタイム・ベスト級に好きです
BRSUN

BRSUNの感想・評価

4.4
お守りみたいな、おまじないみたいな言葉ってある。
不安なとき、心が折れそうなときに心の中で何度も繰り返す言葉がある。
そんな大事な言葉のコレクションがひとつ増えました。

色々な意味で爽快な映画だった。
また何年後かに観たい映画のひとつに加わりました。

このレビューはネタバレを含みます

単純にめちゃくちゃ面白い。
個人的にはソナチネの方が好みだけど、周りの人にキタノ映画のオススメ聞かれたらこれをオススメすると思う。

シンジとマサル、文化系の男子(名前分からず)のストーリーが同時並行で進んでいて、一見それぞれが負けて終わっているようでバッドエンドに見えるけど、最後の『俺たちもう終わっちゃったのかな?
ー馬鹿野郎まだ始まっちゃいねえよ。』という名台詞でそうじゃなかったことに気付かされる。ハッとする。

あと冒頭、タイトルの入り方がとにかくカッコいい。
色々あって自転車二人乗り人形製作授業妨害喫煙カツアゲ手紙盗み見ヘッドショット脅迫強要放火飲酒漫才大阪推薦年齢詐称ボクシング居留守校内暴力暴力団加入不法侵入再会約束等の悪事を働く二人の高校生の物語を描いた名作☆☆☆

ラストの会話は何度聴いても最高☆☆☆
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