この作品についてまず言いたいのが、音楽が素晴らしいということ。
久石譲の音楽が作品の良さを何倍にも引き上げているように思う。
なんか全体的に味があるなあって思った。ボクサーになるのか、ヤクザになるのか、タクシーの運転手になるのか、芸人になるのか、少年時代はわからなかったけれど、大人になるとそれぞれ "何かになっている。"
冒頭のマーちゃんの「何もしてない」はある意味、何かになった大人から脱け出して、今は少年時代と同じ何になるかわからない状態なんだってことなのかな。だから、もう終わっちゃったんじゃなくて、まだ始まってないんだって。
まあ、深読みしすぎかもだけど笑
カツアゲするときの「とべ」は笑ったな笑
あと、金子賢も安藤政信も撮影当時は20歳くらいらしいけど、金子賢だけ、やけに老けて見えた。笑
