ちゃみろー

クロッシングのちゃみろーのレビュー・感想・評価

クロッシング(2009年製作の映画)
4.4
ブルックリンが舞台の暗黒映画。NYPDの深い闇の中で消耗していく3人の警官の人生が錯綜する。無力感の泥沼の中に飲み込まれていく男たちをクールに描いた激シブなサスペンス。リチャード・ギアの不器用なダメ警官役は最初違和感ありまくりだったけど、ラストの無表情が絶望感出てたな。開始早々さっさと死ぬ情報屋ヴィンセント・ドノフリオやムショ帰りのギャングのボス役のウェズリー・スナイプスなど香ばしい脇役設定もいい。リアル感あって終始ハードな鬱展開なのでナーバスな時は気を付けた方がいい。クールすぎて万人向けではない。
2016.9.13 WOWOW(録画)(字幕)
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