なやら

高校のなやらのレビュー・感想・評価

高校(1968年製作の映画)
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短くアッサリ。事によっては358分撮っちゃうのにコレは75分!撮れ高が足りなかったのだろうか。それならそうで小細工せずキュッとまとめ切る感じは好きだが、少し物足りず。

男女両方の性教育シーンが見られる。ジェンダー観が超前時代的で面白かった。
体育館に集めて識者が講演の様にティーチする形式なのだけど、男子の方で出てきた婦人科医がハジけていた。「わたしはこの指で数多の処女膜を破ってきた!」とか言う笑

あとこの高校、公立だとは思うのだけど、出てくる生徒や両親の服装だとかマイノリティが黒人一人しか映らない所を見ると結構アッパーそう。
(時代柄もあり?)初めは生徒たちの(親や教師への)「反抗」が印象付けられるが、次第に「自立/自律」的なシーンが現れはじめ、最後はマーチングバンドで融和的雰囲気→ピースフルな演説で終わる、という大構造。
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