yz

赤い河のyzのレビュー・感想・評価

赤い河(1948年製作の映画)
3.8
濱口さんがこの作品について話しているのを見たのがきっかけで観た。(後から気づいたが三浦さんの『LAフード・ダイアリー』の中でも扱われていて、三浦さんは濱口の『ハッピーアワー』の評論で1冊書いているので繋がるなーと思った。 )

シンプルな物量の迫力と人間ドラマに見入った。銃撃戦も古い作品だとあまり良いと思えないことが多いがこの作品は違った。きっかけがきっかけなので、どうしても見方も引っ張られてしまったのは否めないが、やはり運動に注目していた。件の牛たちの暴走のシーンが印象に残る。単純に牛の多さに驚きながら、濱口さんの運動の法則の話に強く納得させられた。
yz

yz