ユーキ

赤い河のユーキのネタバレレビュー・内容・結末

赤い河(1948年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

行き違いで喧嘩してしまった父と息子を、よく出来た嫁が諌める話。
または息子が父を越えようと奮闘し、父がそれを認める映画でもある。
お互いに好ましく思い認めあっているのに、素直になれない父子関係に萌える。

序盤は少したるかったけど、マシューがダンソンを戒め一団のリーダーを変わるところから面白くなった。

町山さんの解説で「もともとは父殺し&世代交代の話なのに、ジョン・ウェインとハワード・ホークスの意向で和解させた」「マシューとチェリーがお互いに拳銃を褒め合うシーンは、ゲイであったモンゴメリー・クリフトを揶揄するために入れた(銃はペニスのメタファー)」と聞いて納得。
https://www.youtube.com/watch?v=RTqYXY3Pzss
https://www.youtube.com/watch?v=j2YEqBKttfA

ストーリー以外にも、牛の暴走シーンが見もの。
こんなシーンをよく撮れたな!
ユーキ

ユーキ