Jimmy

一枚のハガキのJimmyのレビュー・感想・評価

一枚のハガキ(2010年製作の映画)
3.0
新藤兼人監督の最後の作品という映画であり、心して観た。

映像描写として、出征した直後に画面がかき消されて戦死を描くなど、タイムワープ的表現が面白かった部分があった。

物語は、新藤監督の海軍出征→クジで生き残るという実体験に沿っており、「戦時中から敗戦直後はこんな感じだったのかなぁ」と思ってしまった。

「生きている限り生き抜きたい」という新藤監督の信念を貫く表現も見られた作品である。
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