yoruichi

さあ帰ろう、ペダルをこいでのyoruichiのレビュー・感想・評価

3.3
共産党下のブルガリア。祖父母、両親と暮らすサシュ。西へ亡命するも 簡単ではなく。十数年ぶりにブルガリアに残した祖父母の元へ 向かう途中 車が横転、記憶喪失になってしまうサシュ。そんな彼を 祖父はタンデム自転車で記憶を取り戻す旅へと誘う。祖父と孫だからこそのいい距離感が和む。風景も綺麗。気になるのは 亡命後にこの一家に起こった事があまり表現されていない。出来なかったのか しなかったのか。亡命してもしなくても 望んだ環境を手にするのは 難しい。
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