ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のぱちぱちのネタバレレビュー・内容・結末

目があった瞬間に惹かれあった2人。そこから始まるひと時の恋。時間としては一夜だけど、きっと運命。お互いがそう感じている。その空気感がウィーンの街の風景と妙にマッチしててよかった。

レコード店の試聴室でのシーン。2人の目線がたまらなく好き。

終始しっかり言葉を聞いていたくなる映画だった。中でも占い師の言葉が自分に言われているようで妙に刺さる。

"人生のもどかしさを受け入れなさい。
自分自身の中に平和をみいだして初めて、他者と本当につながることができるのよ。"

今まで観よう観ようと思いながらもなかなか手を出せずにいた作品。個人的に、今観るべき作品だったんだなと、感慨深いものを感じている。