ぱちぱちさんの映画レビュー・感想・評価

ぱちぱち

ぱちぱち

映画(331)
ドラマ(0)
アニメ(0)

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

役所広司さんの演技に終始圧倒させられた。

自分に正直に生きてきたが故、曲がったことが嫌いな故の欠点。感情のコントロールの仕方を知らない、我慢を知らない人が、13年もの刑期を終え、出会った人たちのおか
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.5

なぜか観てこなかったシリーズもの。
ストーリーも全くの初めまして状態で鑑賞。

これ上映当初に見たとすれば8歳とか?その時に見てたら怖かっただろうな〜。

キャラクターもよいし、なによりも画として美し
>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いや〜飽きなかった。
レオ様のイケメンさはもちろん、キャストの豪華さもあってかマーティンスコセッシだからか、ほんとに入り込める作品だった。

最後え!みんな死んでいくやんってなったけど、ネズミのシーン
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

素ですか?と思わせるほどのフカセ。
よかった。

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

統合失調症の青年のお話。
ズーンとくる重い感じかと思ったが、幻覚ででてくるキャラが陽気でそこまで落ちすぎずに見られた。

なにか没頭できることがある、恋する相手がいる。
人間らしく生きることが、病気を
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

ダニエルグレイグ演じる名探偵が思ったより少しポンコツに映る序盤。
話が進むにつれて入り込めるような作り。

コメディ要素もあって見やすく、ミステリーとしてのストーリーもよかった。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.5

緊張感がとてもよかった。
キューバ危機をいつもとは違う側面から見れたような気分。

ベネディクトカンバーバッチがよいね。

トップガン(1986年製作の映画)

3.0

なんだかんだで観てこなかった作品。
個人的にはあまり刺さらなかった。

音楽とトムクルーズのイケメンさにはやられたが、格別ストーリーが面白いとも感じなかったかな〜。男性はフライトシーンに心躍るのかもし
>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.5

戦地に行ってもなお書き続ける。根っからの作家。
やはり戦争というものは身体的だけでなく精神的にも大きな傷跡を残すんだな〜と再認識。

彼の才能を一番に見抜いた教授。一生不採用通知でも書き続けられるかと
>>続きを読む

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

1作目より濃くて面白い。
1,2作目共にいい具合にコメディ要素が取り入れられており飽きずに見れた。

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.5

19世紀のロンドンは街並み、服装なにを切り取っても眼福。

想像以上にアクションシーンが多くて驚いたが、楽しめた。
ジュードロウのかっこよさたるや...

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

実際にあった事故のお話。
まだ記憶に新しい事故。

その事故の話を映像化しただけかと思って見始めたら、やられたね。
そこに視点をおいて話が進むのかと。

最後の副操縦士の言葉もほんとにあったのかな?
>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.8

小さなコミュニティーで生きている大人になりたくない子供たち。
爽やかなジャケットに惹かれて鑑賞したものの、中身はなかなかディープ。

ドキュメンタリーなのかな。
リアルな暴力、友達であっても拭いきれな
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作が大好きで、読んでいただけでもかなり入り込める作品ではあった。それだけに映画化と聞いて少し心配していたが、上原ひろみ様様な音楽と演奏力。

終始鳥肌が立ち、ひたすらに涙した。演奏シーンは本当に圧巻
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

さすが、クリントイーストウッド。
ぐっと入り込める、リアル感。

ひたすらFBIに腹が立ち、権力とメディアがもたらす影響力にもどかしさを感じた作品。
1996年に起きた事件の実話に基づいたもの。当時で
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

とんでもないものを見てしまった。

スラムダンクファンからの酷い前評判(声優変更やCGなど)はあったものの、同じスラムダンクファンとしてはシンプルに楽しみにしていた作品。

声優変更にはなんの違和感も
>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

余命系のストーリー。
ありがちな内容ではあるが、衣装や小道具、建物を含め画として終始美しかった。

ジョニーデップを起用するほどか?とも思ったが、ジョニーデップだったからよかったと見終わってからは感じ
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに映画を見て号泣した。

最高の家族愛。
家族を愛しているからこそ、力になりたい。でも初めて自分の好きなことが人に認められ、光が見えた。

家族は自分がいないとダメだと思う責任感と自分の挑戦と
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

綺麗に描いていた。
客観視すると完璧な夫に住環境、生活全てを与えられ何が不満なんだと思うような主人公。自分に自信がなかったり、バックグラウンドにコンプレックスがあったりすると、どこか孤独だったり無理を
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

キングオブロックンロール。
エルビス役のオースティン・バトラーの歌唱力には脱帽だった。

当時の思想や偏見が描かれていて、音楽は勿論衣装も良かった。
エルビスの曲だけでなく挿入歌全てが個人的には好みで
>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.8

スリの場面、華麗すぎて釘付け。
見れば見るほどなにがほんとで何が嘘か分からなくなってくる。
テンポが良くてかなり好きでした。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

「普通ってなに?」ジェシーの純粋な言葉が刺さった。
大人たちからみるとジェシーの行動や言動は風変わりだけど、彼からしたら自分がスタンダード。終始それが伝わってきて、大人の視野の狭さや、器の小ささ、考え
>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

濃すぎる20分。トラウマ級だった。
ブラック、ホワイトの映画ってたくさん見てきたけど、ここまで黒人からの報復が強烈な映画は初めてだった。

最後が惨たらしすぎる。見終わってからしばらく放心状態。何も考
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.6

ラテンもヒップホップも最高!

移民問題ってやっぱりなかなか日本人には理解し難い問題よね。そんなことも憚れるのか...と勉強になることばかり。

やっぱりミュージカルは好き!ましてやラテンだから民族の
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

真っ直ぐすぎて不器用
愛すべきフランシス!

こんなに自由に、自分に正直に生きられたらどんなにハッピーだろう。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

恐ろしい時代があったものだ。

肌の色が違うだけで同じ血の通った人間。なのに、どうしてそんな残酷なことができる?と思うのは今に生まれているからなのであろう。

この時代に生まれていたら、白人に生まれて
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

とても新しい感覚の映画だった。
音、会話のみ。そこから場面を想像できるため、観る人によって思い描くものが変わるだろうなと思いながら鑑賞。

最終的な展開は面白かったなあ。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

前作を観て続けての鑑賞。
こちらもキャストが豪華なこと。

狂い切った上林を演じた鈴木亮平、見事。もう怖いとかのレベルじゃなかったなあ。人間じゃないよほんとって思いながらみたが、実際人間の本質ってああ
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

普段ヤクザものは観ないが、キャストに惹かれ鑑賞。

ギリギリまで見せる暴力、役所広司のリアルかつ迫力のある演技に終始釘付けだった。松坂桃李の演技を見てもいつもは何も思わないが、今回に関しては後半の変わ
>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.8

また、音楽がいい映画に出会ってしまった。
イギリスの音楽文化、ノーザンソウルのお話し。

普通の青年がノーザンソウルに目覚めて変わっていく様がカッコいい。憧れというものが人に与える活力たるや。クラブで
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

濃く深かった。
愛、敵対、憎しみ、悔しさ
全てが集約されている。

怒りが怒りを呼んで負のループ。
でもやっぱり人間なのよね。どれだけ暴力を受けても受入れて許す。
人間の愛って素敵。オレンジジュース、
>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

ホテルじゃなくてトレインなんだな〜

観進めていくと情報が補完されていく。この感覚が好き。ゆっくりと観れるんだけどシュールな笑いが散りばめられていて、ジムジャームッシュ作品の良さが詰まっている。

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.5

3部作の3作品目。
サンライズ、サンセットを続けてみてから少し時間が空いてからの鑑賞。これが正解だった。

奇跡とスピード感があった2作目までに比べるとどこか物足りなさを感じてしまった。

ただ、相変
>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

あれから9年後。
あの約束は果たされたのかどうか...

運命とは残酷で、あの日ウィーンに行こうとしていたけど、行けなかったセリーヌと実際に行ったジェシー。各々違った苦しさがあっただろう。答え合わせは
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます



目があった瞬間に惹かれあった2人。そこから始まるひと時の恋。時間としては一夜だけど、きっと運命。お互いがそう感じている。その空気感がウィーンの街の風景と妙にマッチしててよかった。

レコード店の試
>>続きを読む

>|