そう私たちは語り足りない
例えば、思っていたけど言葉にしなかったことや、気恥ずかしいようなロマンチックな思想や、内に秘めてる複雑難解な自分のこととか、そういうのを語るべきなんだ、というか語りたい。素直に語り合わないうちは互いのことはよく分からない。
2人は旅先の1夜で、これまでの誰ともしてこれなかったような、深い会話を重ねていく。これはある意味何のしがらみもない他人同士だから出来たことだと思う。素直な自分で語り、素直な相手を見つめ、あまりの居心地の良さに離れがたくなる..でも、2人が一緒にいるようになれば相手の嫌なところが見えてきたり、機嫌を伺って素直さが失われたりと、あの素晴らしい1夜も濁っていく..この1夜を最高の思い出、"今までにない素晴らしい夜"にするために別れるのが、素敵だしちょっと悔しい。
悔しいしもどかしい、、ゴールがないからこそ別れを切り出さない限り永遠に続く関係。その長さや終わりの無さが人との関係を不安なものにさせてる
人を、自分を、人生をたらふく愛したい
