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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離のnuのレビュー・感想・評価

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ヨーロッパへの幻想が詰まっている作品。形式的な、いかにも映画に出てきそうな台詞でさえも、興醒めすることなくロマンチックな雰囲気を作ることに寄与していた。ジェシーがセリーヌの髪を直そうとしたとき、セリーヌが先に自分で直してしまい、ジェシーのぎこちない手だけが残るところなど、小さなことにどきどきさせられた。二人のようにウィーンを楽しむことなどできやしないとは分かっていても、街を訪れたくなった。
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