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学生野郎と娘たちのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

学生野郎と娘たち(1960年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

中平康5本目。
クレジットから勝手に判断して、途中まで長門裕之と芦川いづみが結ばれるような展開を想定しながら観てしまった。
原作は知らないけど終盤のシリアスな展開を唐突に感じた。大学生のふわふわした空気感と現実の残酷さを対照的に表現したつもりなのかもしれないが、芦川いづみが殺人と自殺に至るほどの絶望は描けていないと思った。
群像劇ではあるけど、物語としての絡み合い方が中途半端だった。
劇中劇で老人メイクをした長門裕之がしっかり津川雅彦に似ていて面白かった。
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