方眼

レッド・サンの方眼のレビュー・感想・評価

レッド・サン(1971年製作の映画)
3.7
1971年”Red Sun/Soliel Rouge”。ブロンソン、ドロン、そして三船。俳優を観る西部劇で、想定通りの出来。アクションは俳優がしっかり演じているのと、撮り方と編集も良いので引き込まれる。たたずまい、歩き方が美しい三船、馬術・剣術・弓も射る。一方、シナリオが間延びしてるのと、対立の描き方が雑。武士道で何でも説明出来ない。いっそ、三船がほとんど喋れない設定のほうが、映画的制約で面白くなったんでは。爆発もありヌード要員も2名いて娯楽作としては合格。岡本喜八監督はこれを観て、自分ならもっと面白いシャシンが撮れるのにと思ったのだろう。
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