傷だらけの人生のきんぼうのレビュー・感想・評価

鶴田浩二の同名の歌を映画化したらしい任侠もの

任侠映画末期の作品だからかかなり陰惨でバイオレンス味が強く
主人公の鶴田浩二と敵の遠藤辰雄が実の親子とわかる展開が凄い

しかもここからヌルい展開には一切ならずに更にバイオレンスにエンジンかかるという非道振りが最高

主題歌をバックに舟でカチコミに向かう鶴田浩二と待田京介が死ぬほどカッコいいし

珍しく待田京介が大活躍するのも良いし遠藤辰雄の死に様も最高

もちろん若山富三郎も天津敏も素晴らしい、任侠映画の傑作でした

これなんで配信オンリーなの？