祝!プーチン来日という事でロシアに関するものを見ようと思って見たら
何だこのクソ映画は。。。。
てっきり、スパイ・ゾルゲをいかに捕らえるかの話かと思いきやむしろゾルゲと尾崎が善人として描かれている。出て来る日本兵は全員極悪人。これは共産党によるプロパガンダ映画か?
そうしたイデオロギー抜きに見ても、ゾルゲ自信のストーリーでは無く歴史の流れそのものなので、ゾルゲと関係ない226事件や近衛の自殺なども盛り込んでいるためやたらと焦点がボヤケているし、間延びしたドラマもひどい。特にゾルゲの一番の功績である日本がソ連に侵攻しない情報もさらりとやるだけなので、予備知識のない人が見たらゾルゲが何をしたのかわからないだろう。
最後も酷さの極地。何故かベルリンの壁が崩壊する映像が流れビートルズのイマジンが歌詞付きで流れる。は?まるで全世界が共産主義になればよかったとでも言いたげだ。
日本は律儀に日ソ中立条約を守ってソ連には侵攻しなかった。ところがソ連はどうだ?日本の敗戦が濃厚になると一気に日本に侵攻。略奪、殺戮、侵略、残った女は強姦され、男はシベリアに送られ強制労働。おまけにソ連国内では粛清の嵐が吹き荒れ数百万人が虐殺されてる。監督はこうした事実を知らないはずないと思うんだが。。。監督自身がアカの手先なのか?