上海十月

泥の河の上海十月のレビュー・感想・評価

泥の河(1981年製作の映画)
4.5
森達也監督がニューズウィーク日本版に映画評を書いている。今週は、本作だったのと前々から何故かNetflixで配信されて気になっていたので再見する。公開当時世は、SF映画時代で、日本映画の貧乏には辟易した気持ちだったので公開当時行かなかった。岡田茂が涙したので東映で買取り東映セントラルで配給だった。スピルバーグは、E.T.キャンペーンで来日した時に小栗監督に本作を見て会いに行った。戦後36年に公開なので当時40代後半、50代、60代が見たら素直に感動しただろう。再見して思うのは今見ても結構際どい映画だった。生と死と性そして再生を子供の目を通して描かれてる。お互いの家族も貧乏ながら格差がある。お互いの親に複雑な人間関係がある。加賀まりこのシーンだけイルージョン。デビュー作にして傑作を撮る小栗監督。流星人間ゾーンも監督してたとは知らなかった。
上海十月

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