ゆい

泥の河のゆいのレビュー・感想・評価

泥の河(1981年製作の映画)
4.4
言葉にならない… 悲しさや切なさもあればあたたかさもあり冷たさもあり
大人と子供/陸と川のような”違うもの”の間には、物理的な壁や明確な区切りの有無に関わらず、何か境目のような曖昧な継ぎ目があって、その継ぎ目の向こうが意図せず垣間見えた時に起こる揺らぎや変化がとても静かだけど確かに描かれていた
板倉家ときょうだいの交流のシーンが印象に残っていて、初めておうちに呼んでごはんを食べるシーンと、お父ちゃんの手品のシーンがすごく好きだったな
乗り物や人物が動くシーンがぴったりハマっていて気持ちよく美しかった
ゆい

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