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シャインのNaのネタバレレビュー・内容・結末

シャイン(1996年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

実在のピアニスト、デビット・ヘルフゴットの半生を描いた作品で、音楽と共に人生を生き抜いていくデビットの姿が印象的だった
前半は歪んだ愛情がゆえにめっちゃ束縛する父親の強烈さが大部分で、後半はそれから解放されて1人自立するものの、いろんな苦難が待ち受けているって展開で、実話が基になってるからリアリティーが凄かった
とにかく、ラフマニノフの第3番はめっちゃ難しいってことは伝わってきた笑
毒親から育てられた父が、自分が正しいと思い込んで人の意見に耳を傾けないところは、子供からしたら絶望だし、似たような家庭は世の中に溢れかえってるはずだから、そういった家庭の親たちに見せて、自分の子育てについて改めて考えるきっかけになりうる作品だと思った
終盤は、デビットが自分の居場所を見つけて幸せな生活を送っているのに心温まったし、「人生はいいことばかりじゃないけど、諦めずに生きなきゃ」って言葉が沁みた
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