Naさんの映画レビュー・感想・評価

Na

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武器人間(2013年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃじゃないか!って感じだけど、そういったところも含めてB級映画として観やすかった
武器人間たちの造形がどれも個性的でキモいのが見どころだった
モスキートの武器人間が歩き方も含め、1番印象に残
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは良質なホラー映画でめちゃ面白かった土着の宗教系や霊媒師が出てくる世界観は観ていて、湿った空気感を感じれて好きだな、観る分だけにはだけど
ニムが儀式前に死んじゃう展開の絶望感が凄かった
あんな化け
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セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

3.8

やっぱロード・ムービーは観終わった後に、風が吹き抜けるような爽やかさと優しさが感じられていいね
性格が捻じ曲がってる代筆屋のおばさんと少年が旅路の中で仲良くなっていくのが見どころだし、少年との旅がおば
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男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

4.3

男はつらいよ作品は観たことなくて、録画しててなんとなく観てたら、あまりの面白さと哀愁漂う古き日本に感動を覚えた!
寅さんの口が上手くて江戸っ子のイメージぴったりな感じはキャラクターとして人気出るのも納
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.6

一度見たら忘れられないぐらいインパクトの強いジャケットと、「異端の鳥」ってタイトルに惹きつけられて観た
少年の放浪ストーリーなんだけど、人の醜い悪行の数々を行く先々で体験することになるから、なかなかに
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.4

ゲーテのファウストを読んだことないから、その内容を頭に入れて本作を観ればよかったとちょっと後悔した
この監督の独特で唯一無二の気色悪さは本作も遺憾無く発揮されてた
戯曲だから、本作ではマリオネットが物
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.8

一昔前の空気感を感じるのに最適な作品で、キャストを含めて平成に感じる懐かしさが凝縮されていた
ギャグが程よくて、ちゃんとストーリーの腰を折らずに観やすかった
ヴィダルサスーンを銭湯に持ってきて、みんな
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.3

モキュメンタリー映画の金字塔として超がつくほど有名な作品で、印象的なパッケージを何度も観てたから観れて良かった
終始同じような絵が続くから、少し退屈だけど、日が経つにつれて焦りや不安がどんどん増大して
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

3時間近くある映画だけど、それに匹敵する重厚感ある内容で面白かったし、一切中だるみを感じなくて、どのシーンも絵になっていて惹きつけられた
アル・パチーノの演技力の高さが素晴らしかったし、ミシェル・フェ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

面白かった!
何も考えずに観れて、シリアスな感じも皆無で揺るぎないコメディの安心感が心地よかった
みんなパリッとしたスーツ姿が似合ってるし、特に草刈正雄の軽快でフワッとした感じなのに権力者っていうアン
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

時をかける少女、サマーウォーズ、おおかみこどもとかの傑作映画を作ったのを知ってるだけに、今作はストーリーが薄すぎて良さが分からなかった
声が全然合ってないから、時々気になって集中しづらかった
動機付け
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ミュージカル映画として傑作と名高い作品で、ストーリーもシンプルで分かりやすくて楽しめた
ミュージカルが始まっていくシーンが、どれもスムーズで話の腰を折らずに観やすかった
スラム街の薄暗い雰囲気に派手な
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーんそこまでハマらなかったかな
ミステリー映画は個人的に名探偵が醸し出す雰囲気や頭のキレ具合にカッコいいー!ってなるんだけど、今作のポアロはそこに惹かれなかった
ポアロの大声で必死に謎を解き明かして
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.8

聞いたこともない意味の分からないタイトルからして既に不気味だったけど、本編はそれ以上にカルトたっぷりの映画だった
不快な絵面のカットが多くて、特に食事シーンの不味そうな感じはキツかったし、鍋を真上から
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めぞん一刻 移りゆく季節の中で(1988年製作の映画)

3.9

テレビのダイジェスト版ってことで、原作もアニメも観たことなくて全然内容知らなかったけど、しっかり楽しめたし原作をちゃんと読んでみたくなった!
一刻館の住人達がみんなにぎやかで楽しそうだし、一刻館の木造
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.9

ラージャマウリ監督作品ってことで、期待して鑑賞したけど、ちゃんと期待通りの面白さと臨場感があって良かった
「ハエになってもキミを守る!」ってキャッチコピーが最高だし、転生したらハエになるって発想がもう
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

3.4

亡命して自由な暮らしを送ってたら、まさかの自国に飛行機が墜落しちゃって囚われの身に!ってストーリーで、派手なシーンや印象深いシーンは薄くて淡々と進んでいった
チャイコフの顔がいかにもロシア人って感じの
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

「Suddenly I See」から始まるオープニングのリズミカルな感じが良い!
めちゃくちゃ鬼上司のメリル・ストリープがいい味出してたし、エレガントって言葉がぴったりな存在感だった
自分の信念に反す
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.8

名作映画としてよく雑誌や映画のランキングに登場してたから、気になってた作品だった!
ポスターの感じからして、イラクのバグダッドが舞台と思ってたけど、アメリカにもバグダッドって地名があったのね
独特の雰
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劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

4.5

まさか映画館で観れるとは思ってなかったから、すごく嬉しかったし何回観ても面白いね
ホームズのポニーに対する接し方や言葉遣いが優しくてすごく好き
宝石返してほしいか聞かれた時に「ポニーがその気になったら
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天と地と(1990年製作の映画)

3.4

新田次郎の小説「武田信玄」を読んでたから、今作も気になって鑑賞した
映像と迫力、そして音楽はどれも良かっただけに肝心のストーリーが弱かったのが残念だった
武田の赤備え部隊と上杉の黒色に包まれた甲冑の対
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.4

サスペンス映画として完成度は高いと感じたけど、個人的にそこまでハマらなかったかな
手口が巧妙すぎて、ただ人形探すだけなのに逆に遠回りしすぎてる感じがあったし、設定を複雑にしすぎでしょ
ヘップバーンの盲
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

傑作映画として名高いのも納得の面白さだったし、1時間半があっという間に過ぎてしまった
事実をしっかり1つずつ紐解いていくと、思わぬところに疑問点が浮かび上がってくるのが面白い
部屋の中といった、構図が
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

3.5

80日間って設定がどうやって決まったのか気になってたけど、そういうことだったのね
時代背景を考えれば、80日間で本当に世界一周を成し遂げてたら凄すぎるの一言に尽きる
テンポよく旅が進んでいくから、中だ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これまでの4作とはちょっと毛色が異なる作品で、人間のエゴや強欲な部分により焦点が当てられていた印象を受けた
火山の噴火により島がぐちゃぐちゃになっていくシーンの迫力が凄くて、よく生き延びれるなってレベ
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お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

4.2

古き昔の日本が映画を通して感じられるから、やっぱ映画は良いなーってつくづく思う
小津安二郎監督の作品は心洗われて、温かさを感じれて大好きだな
勇ちゃんの「I love you 」は反則級に可愛くて、あ
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

うーん自分の感性には刺さらなかったかな
世界が崩壊して暗く重たい雰囲気ってのは設定としては好きなんだけど、今作は全然そこの世界観に引き込まれなかった
主人公たちの行動の動機づけが微妙で、結局何だか分か
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.6

ホラーかなって思ってたけど、全然そんなことはなくて割と軽快な感じの映画だった
よく分からん感じのままストーリーが進行していくから、雰囲気を楽しむのが正解かも
ロケーションが抜群すぎるシーンが多くて、な
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

ロックを愛する者は皆兄弟!って感じの熱量が溢れ出るパワフルな作品で面白い!
ジャック・ブラックのキャラクターが強烈にハマり役だし、時折見せるキマった眼力が良かった
子供たちに宿題としてロックのCD渡し
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.6

今度は札幌や仙台といった冬の寒さが厳しい都市が舞台で、自衛隊全面協力の特撮って感じだった
ガメラの心が読める少女が、スティーヴン・セガールの実の娘って情報だけでずっと面白いのはずるい笑
平成の雰囲気を
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断崖(1941年製作の映画)

3.6

「断崖」ってタイトルが凄く良いし、しかもその意味をストーリーの後々になって出してくるのもヒッチコックらしかった
ジョニーが次元を超えたクズっぷりを発揮するし、それをなんだかんだで許すリナもありえなくて
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回路(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

一般的な人々がネットに触れ始めた、インターネット黎明期とホラー要素とノースリーブをかけ合わせた作品だった
序盤は不気味で鬱々とした展開が面白かったけど、終盤はそれに比べるとあんまり変化がなくて微妙に感
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ヤング・マスター/師弟出馬(1980年製作の映画)

3.6

ストーリーはあってないようなもので、その代わりカンフーアクションに全振りしてるから見応えは充分だった
ジャッキーの超人的なカンフーアクションを堪能する作品で、いろんなシチュエーションの中で多彩なカンフ
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ルドルフ 赤鼻のトナカイ(1964年製作の映画)

3.6

よく観たことあるキャラクターだったけど、映画を観るのは初めてで、サクッと観れて愛され続ける作品だなーって感じた
歯医者になりたい!って自分の心にしっかり従えて、周りも納得させる行動力が良かった
ユーコ
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.3

パリの街を舞台にドタバタコメディーが繰り広げられて、当時のパリの空気感が味わえるのが見所かな
笑いのツボが当時の人と現代では違うのか、個人的に面白いとは思うシーンがほぼなかったかな
トムとジェリーで観
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

面白かった!
呪術廻戦に出てくる呪霊たちのきしょいビジュアルがたまらなく良いし、里香ちゃんのどうしようもなく原型を留めていないビジュアルとその声も凄く良かった
百鬼夜行の規模がデカすぎる+乙骨VS夏油
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