りょーこ

パットン大戦車軍団のりょーこのレビュー・感想・評価

パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)
4.0
1970年製作172分の大作ドラマ!

名作『ブラジルから来た少年』の監督作品だったんですね~

恥ずかしながら近代史に疎い為、軍人ジョージ・パットンを全く知らず………
ただ"戦争狂"という人柄に惹かれて鑑賞しましたw
「HELLSING」の少佐が好きなもので(笑)

そしたらもう冒頭から"圧"が凄い!!!
どデカい星条旗の前で、アメリカとは勝利とは軍人とは!と6分超に渡って語る語る!

そして始まる第二次世界大戦。
作品は1943年、チュニジアでアメリカがドイツに敗けた所から…

腑抜けとるぁ!
と、パットンは彼等を一から叩き直し、その後はあちこちで勝利を収めて突き進む。

しかし、とにかく口が悪いパットン。
砲弾神経症の兵士を、怪我してないのに何甘ったれてんだ、臆病者!と殴打し、しばらく干されてしまう。

やっとこさ前線に戻してもらえた彼は、コブラ作戦時に大快進撃を遂げ………



I love it more than my life

と、戦場をこよなく愛したパットン。
まさに戦争狂☆

ドイツの名司令官ロンメル元帥との闘いは見物でした!
彼がいる?と聞いただけで、思わずニヤリとしてしまうパットンw

詩を書き、歴史を学び、霊魂を信じ、自分は地球上の戦場全てにいたのだ…と語る彼の台詞には、疑いは一切無くて、とても力強い信念を感じました。

信長とかヒトラーとかと同じ匂いがするなぁ~


あ、途中から、愛犬ウィリー(ブルテリア)と行動を共にするのですが、この子が尻尾振りまくりのビビりちゃんで最高に癒されます!
移動中、何故か部下がずーーーーっとウィリーの耳を掻いてるのですが、気持ち良さそうにホゲ~としてて超可愛かった☆

実際は4匹連れていたそう!
萌え死ぬU^q^U


戦闘シーンは思ったより少なくて、パットンの失言暴言によるあれこれが印象的でした(笑)
いつの時代も、口は災いの元、ですね。
りょーこ

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