オーウェン

トンマッコルへようこそのオーウェンのレビュー・感想・評価

トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)
3.7
タイトルから内容は想像できないが、良い意味で裏切られたドラマ。
戦争ものではあるが、ヒューマンテイストやコメディ部分もある。

戦争に明け暮れて辿り着いた山奥の村トンマッコル。
敵対する6人の兵士の前に村人が現れ警戒するが、銃を向けてもさほど関心はなし。
いつの間にかトンマッコル村に馴染んでいる6人がそこにはいた。

この描写があるからこそ、終盤の悲劇がより際立つ。
イノシシの類など普通なら違和感が生じるが、それすらもトンマッコルの村の魅力を表している。

普通にこういう映画が韓国で撮れるのに、日本で見当たらないというのは惜しいものだ。
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