菩薩

ゴダールのマリアの菩薩のレビュー・感想・評価

ゴダールのマリア(1984年製作の映画)
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愛がなくとも子は産まれ親が無くとも子は育つと言う見方をすれば直接的に関係の無さそうな2本を靴紐を結ぶかの様に強引に接続出来やしまいかと思ったが、同列にスマホ光らせてるクソおっさんがいるから2本目始まる前にスタッフ呼びに行こうと思ったら間髪入れず始まってなんやねんと思った。実際妊娠・出産における男性の役割なんて大した事ないのだろうし(だからこそ時には逃げられるんだろうし)、マタニティブルーに苛まれながらその現実を受け入れていく様を何かしら意味ありげに描こうとしたらこんな感じになるって話なのでは。つかゴダールの事だから処女懐胎をテーマに持って来て女性讃歌(もとい女体讃歌)風を装っておけば、好きな顔面の女優をひん剥けるくらいにしか思ってなさそうだが…それが一本の映画を創り上げちゃってんだからぐぅの音も出ん。にしてもビノシュが子供。
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