ゆっきー

千羽鶴のゆっきーのレビュー・感想・評価

千羽鶴(1969年製作の映画)
3.5
これはかなり好き! ラスト、文子がどうなったか分からないまま唐突に終わるのも、アントニオーニの情事のようでグッとくる。 京マチ子の胸のあざがマジで怖い映画。あれは子供が観たらそりゃトラウマになるよ。

あの茶室がなんか異次元の異様な空間として描かれていてそれも良いんだよね。
あの入口の狭さが(茶室はみなそうなのだが)上手く使われているんだろうなぁ。あと、ふにゃふにゃした色狂いの若尾文子が超面白いです。
この演技も『でんきくらげ』に続いて、めっちゃわざと臭い。(良い)
ゆっきー

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