たろさ

ボルケーノのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

ボルケーノ(1997年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロサンゼルスで火山が噴火。緊急事態管理局局長のマイク・ローク(トミー・リー・ジョーンズ)が奔走する。


パニックになる人々、破壊される町並み、そして何よりも溶岩の様子はなかなかリアル。ただ、主人公マイクのヒーローじみたスタンドプレイはリアルさの欠片もない。
最後はみんな煤まみれになって同じ顔。人種なんて関係ないね、というメッセージはクドイ。

バスを横転させて溶岩の流れを止めようとしていたが何も意味がなかった。そのせいで溶岩とバスと倒れてきた電柱に挟まれて閉じ込められてしまう。結局抜け出すという意図しない形でのマッチポンプ。
溶岩流を堤防を築いて冷やして固めて塞き止めるシーンがあるが、あれよりもさらに大きな溶岩流が出てきたら何も意味がないと思う。

同年に公開された「ダンテズ・ピーク」とよく似ている。
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