だいず

脳内ニューヨークのだいずのレビュー・感想・評価

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)
4.1
演劇=人生の真実を究極に突き詰めるあまり人生が破綻していく演出家の男の物語。
破綻していく人生の孤独が肥大するとともに、演劇の構想もパラノイアックに肥大し、自分が生きる町そのものを模した巨大な舞台を作るまでに…
スティーブン・ミルハウザーの「マーティン・ドレスラーの夢」マルケスの「百年の孤独」の読後感に似た寂寥感あり。