いやいやいやいや、何やっとん…
あのシーン、必要?
何あれ…
いい人設定台無しでは?
モヤッとすることだらけの映画。
字幕の担当がどなただったかチェックし忘れたが、冒頭、主人公が聖職者に聖書を渡す場面、たしか
「布教のために来たが先が思いやられる」といった訳がされていた。(確認していないので正確ではないが)
実際は
「先住民を改宗させるためにやって来たが、こりゃ白人たちにも私が必要だな」みたいなことを言ってたような。
同じといえば同じ。
だが、先住民を改宗させるためという横暴をうまくごまかしてやった感が。
最後の方にもあった。
雑貨屋のオヤジのセリフの字幕、●は▲を追いかけ、▲は■を追いかける…の箇所。音声ではもうひとつ「◆は先住民を追いかける」があったはず。なぜ省いた?
白人の横暴さを際立たせてしまうと、話の印象が変わってしまうからか?
そうじゃなくても前述のわけわからんシーンでは「昼間はすまんかった」で済んでしまう時代であり、国民性であったのだから、それはそれとして現代の感覚で修正するのはいかがなものかと。
日本語字幕担当が話の印象を変えるようなことをしてはいけないのではないかな。
背中から撃つのは卑怯だとあんなにこだわるのに
先住民に向けて銃をぶっ放すことには何の抵抗も疑問もないのなー。
何度も言うが、不気味な侵略者みたいに描くけど先住民は先に住んでいた人だからな?
ギターを弾くマリリン・モンロー。
彼女、本当はセクシー路線じゃなく、演技派女優路線でいきたかったのかな。
今作のワイルドな彼女も素敵だ。
なのにちょいちょい彼女のセクシーさを思い出させるシーンを挟み込む。水に濡れて毛布一枚纏うシーンとか、あれ、見ようによってはただのサービスショット。必要なかったような。
こういうのが見たいんだろ?という製作側のドヤ顔を感じて、なんかちょっと、ね。
考えすぎかな。
曲は良い。
この名曲が聴けたのは嬉しい。