このレビューはネタバレを含みます
確かに狙って撮れる映画ではない…
ただ、不倫して逃避行は人間的にどうかと思う。死人が出ても、訴えかけるものがあっても、肯定できるものではない。
だから涙も何も出ない。
最後のチャリ疾走シーンだけ、都合よく撮られた余計なノイズ感が出ていて冷めた。あそこだけドキュメンタリーじゃない。
例のシーン。多分あの状況下では人は凍りつくとか、基本的に沈むのが当たり前だけど、同じように犬は従順で、残酷さを知らず、無邪気に走り回っているだけ…
それが逆になんとも言えない構図になっていて目が離せなかった。
それだけ覚えている