XXXXX

ドラゴン武芸帳のXXXXXのレビュー・感想・評価

ドラゴン武芸帳(1972年製作の映画)
3.6
香港の闇の帝王こと、ジミー・ウォング先生幻の作品!ジミー・ウォング監督・脚本・主演!!🇭🇰🎬

盗賊と対峙する上官靈鳳(シャンカン・リンホー)と王羽(ジミー・ウォング)の戦いを描いたストーリー(雑過ぎ)

数あるジミー・ウォング作品でも、かなりお金が掛かった作品です。
『男たちの挽歌』のタクシー会社の社長役のケネス・ツァンや、『スパルタンX』でユン・ピョウの父親役のポール・チャンなどが出演!
香港映画の歴史を感じる作品でした🔥

ジミー・ウォングは、カンフースターなのにカンフーが苦手だし、相変わらずのトンデモ展開やバッドテイスト好きな香港カルトカンフーの第1人者!

ヒロインの上官靈鳳(シャンカン・リンホー)とジミーさんが、撮影中大喧嘩してヒロイン役が降板すると言う、相変わらずキナ臭いエピソードに余念が無いジミーさん!🤣

後年、ジャッキーとサモ・ハンを恐喝して出演強要した『炎の大捜査線』なんかは、ジミー作品にしてはかなりマトモな作品でしたが、今作も割と正統派カンフー映画でした。

この作品、日本で一応公開はされたみたいだけど、その後ソフト化かどうかはよく分からないくらい幻の作品!😱
俺はあなたの管で見ちゃった💦

『片腕ドラゴン』や『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』など、イカれた設定の多いジミーさんだけど、武術を嗜む(主にストリートファイト)ジミーさんの本来の嗜好が読み取れる作品でしたね。

他の作品ではステゴロなヤケっぱちカンフーも多いけど、今作は殺陣もキマってるし、ジミーさんとしても、かなり気合いを入れた作品では無いかな?
それにしても、若い頃のジミーさんは男前だね!

途中キョンシーが出てくるエピソードは、『霊幻道士』が制作される10年以上前なのに、いやはやジミーさんの先駆性には恐れ入りますッッ!!😳

また、『ドラゴンVS不死身の妖婆』と言う作品では、不死身のおばあちゃんをタクシーで轢きまくると言うヤバい描写もあり、コンプラ無視な情け容赦ない演出は、韓国映画の先駆けかもね!(大嘘🙇

この頃、香港で傷害事件を起こして、香港を追放されてしまい、台湾へ逃亡した頃かな?
その後、台湾ヤクザの大物と化します。

ヤクザ兼カンフースターとしてキャリアを積み重ねるも、近年体調が悪化して2022年にご逝去されました(合掌🙏

その後の全盛期ジャッキー映画に比べると、相当ドン臭い作りだし、バッドテイストさばかりが目に付いて、映画として破綻してる事もあるんだけど、やっぱり香港映画の歴史としては抑えておきたいね😢

ジミー作品、残念なことに殆ど配信になってないし、廃盤になったDVDもかなり高騰してしまい、もはや鑑賞しようが無い!!

日本の配給会社様!ジミー・ウォング4kリマスター映画祭の開催を宜しくお願い申し上げますッッ!(ジャッキー4kリマスター映画祭第二弾もねッ!!🥺
XXXXX

XXXXX