ワンツージャンゴ

荒野の七人のワンツージャンゴのネタバレレビュー・内容・結末

荒野の七人(1960年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしても西部劇が見たい夜があるじゃないですか、それでした
カルベラを撃退した後にもちろん村人たちから称賛を受けるんですがクリス、ヴィンは「確かに俺たちは銃でここまで来た、でも何もないんだ家族も、友達も、腰を落ち着ける場所も、敵も」「銃を持っているだけで偉いのか?」という
ベルナルド(オライリー)も自分の父親は腰抜けだ、という子供に「父親は重い責任感を背負っているのだ、俺は背負えない」と諭す
なぜ私が西部劇が好きかって過去も未来も持たない刹那的なガンマンと私的世界で1番美しい動物、馬と最高の音楽があるからだ 私は村人や子供たち側なんだなあと思いますそんな良いものでもないのでしょう
最後仲間が4人死ぬんですが、現代の映画では悲しいオペラでも流れそうな所をカラッとした音楽とセリフですっきりと終わっていくんですよ、やっぱりそういうところが好きですね
10階から落ちた男の話は面白かった、男は各階の住民に ”So far, so good!“ (まだ空中にいるから)と言ったんだっていう