きよみず

グリーン・デスティニーのきよみずのレビュー・感想・評価

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)
3.0
#137-2015
武侠というジャンルを初めて見たので、少し勉強しながらの鑑賞。
武侠映画とはwikiると、武術に長け義理を重んじる人々主人公の映画らしい。
そしてこの映画、ワイヤーが見所の一つになっているはずなのだが、普通の肉弾戦が十分すごすぎるのでこれだけでも見る価値あり。

メインとなる登場人物は武侠映画だけに、超人じみた跳躍力や武術能力の持ち主。

主人公のムーバイは邦題にもなっている伝説の名剣グリーンデスティニーを操る天才、ムーバイに密かに思いを寄せる女弟子のシューリンも戦闘能力が高い。
さらに可愛すぎるチャンツィイー演じるイェン、盗賊のやつらまでみんな戦闘能力高すぎる。

普通なら説明描写があって20分30分で来そうなシーンが始まってすぐに来たりするので、たまたまなのか、それともこのジャンルが慣れ親しまれているからか、意外にもすっと進んでいく展開だった。

意外といえば、アクションだけにとどまらず、登場人物の想いが美しく描かれていること。
説明なしの抽象的なラストも語られない想いがあるから美しいのかもしれない。
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