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カラビニエのsato4のレビュー・感想・評価

カラビニエ(1963年製作の映画)
3.3
【2023年28本目】
「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」にて鑑賞。

何ともヘンテコな戦争の寓話。無知な兄弟ふたりが「王様からの手紙」=徴兵令を受け、戦争に足を踏み入れていく。この兄弟だけは終始喜劇的に描かれていくものの、やはり戦争。沢山の人が死にゆく中で余りに無垢なふたりが滑稽であり悲しくもある。意味の分からない描写も多く、唐突に訪れるラストと相まって作品の意図が理解できたとは言い難いが観て良かった。
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