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民謡の旅 秋田おばこのmitakosamaのレビュー・感想・評価

民謡の旅 秋田おばこ(1963年製作の映画)
3.2
不死鳥・美空ひばり主演映画。もちろんお嬢の美声が楽しめる作品だ。
だがドラマが中々のクセの強さだ。

お嬢がさくら化粧品の会社員・雪子。東北によく営業に行く。秋田出身という設定で民謡が得意。
ライバル会社のスワン化粧品は、社長が超パワハラなワンマン。だが専務の息子はイケメンナイスガイで雪子とお互い惹かれ合う。

東北に両社が売り込みに行き、雪子と専務はいい感じに進むが、お互いの社員はいがみ合う。スワンの秘書と、雪子にのぼせてる高利貸しが特に酷い。

というかみんなクズキャラばかりだ。
みんな性格悪いし、社長は群を抜いてイカれてる。

さくら・スワン共に地元の子をキャンペーンガールにするが、それがコマドリ姉妹。
でテレコになるハプニング。

汽車で東北に行き、会津や仙台へ。その土地ならではの民謡を唐突に歌い出す。

それは良いが…タイトルの秋田は行かないんかい!?またしてもタイトル詐欺!

実は雪子がめちゃお金持ちの娘だったというオチ。確かに劇中での美空ひばりは登場の度にドレッシーにお色直ししてたな。とても平社員OLには見えなかった。
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