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庄助武勇伝 会津磐梯山
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『庄助武勇伝 会津磐梯山』に投稿された感想・評価

4.1
 ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるかが度々「ならぬものはならぬのです」というのだが、会津郷士、小原庄助の「朝寝・朝酒・朝湯」なんて相当な「ならぬ類」だろう。それでも、「のむ・打つ・買う」よりはよほど悪気がなさそうだ。

 「 ―ならぬ」については会津藩士の子弟、それも藩校入学前つまり十歳に満たないくらいの子どもらに課せられた「什の掟」の締めくくりの言葉「ならぬことはならぬものです」が元であろう。住まいの近い子同士十人ほどの集まり(什)の仲間内で決まりを課した。この「什の掟」は什ごとに内容に若干の違いがあったそうだが「藩校日新館」HPが紹介するところでは「戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ」なんて事例もあったげな。
 庄助殿、三つ子の魂でそれを守って女御相手に眼をまわすのだろう。ちなみに、「朝寝― 」については日新での掟は言及していないんだなぁ、あたりまえか。

 ひいき目に見てもお気楽者の庄助が身上潰す体たらくなりとも容保公のメガネには適って、公の特命を与るのがお話というところだ。なお、公に推挙言上した高僧透関和尚は十年後「やめてけれゲバゲバ」の左卜全であって、むべなるかな。
 特命第一戦で殿の男勝りな妹君(嫁ぎ先、譜代家中津奥平の亭主に士道不覚悟かなんか叩きつけて親藩保科松平に勝手出戻り中というじゃじゃ馬)とのお手合わせで姫の薙刀を前に目をまわして不戦敗を喫したのを皮切りに、第二戦は下屋敷で化け物退治。その折の化物勢のしんがりを務める大魔物は殿の妹君に文句のつけようのない化けっぷり。不調法までよく似せたもんだとこれを散々こき使って人間の女御のあるべき振る舞いを甲斐甲斐しく躾けるという化け物馴らしの手際。なるほど人間でなければ女も平気という。では毎日通って来る家僕甚兵衛さんの孫、ひばりは女じゃないのか化物なのか?

 ところが第三戦、幕府と薩摩のエージェントへの警戒に服す最中、ひょんな具合から砲術披露の段となる。桜田門外の変の後始末以降、ボチボチ幕末に引き回されだした会津藩というか容保公本人の置かれた立場の厄介さがお気楽庄助にも影を落とし始めるが、砲術のホの字も知らん庄助は怪しい居候の山形勲の口車に乗って超軽量砲とやらで藩のお偉方を前に模範砲撃を演じるのだが . . .

 と、その成り行きは言わぬが花。第二戦の化け物退治もそうだが、けったいな居候山形の謎暗躍といい、女フラグの立たないひばりのどこかたぬきっぷりと云い、実見せずに死んだらきっと化けて出てでも見たくなる。最後はじゃじゃ馬姫にケツを捲ったスパイの山形のアフターバーナーも効かせ推定百人力、大立ち回りをビッシと決めて大団円。きっと、はるか様もご納得の「ならぬ者は、ならぬのです」
時は幕末の会津、朝寝朝酒朝湯が好きで遂には身代まで潰してしまったという小原庄助が主役の物語

民謡会津磐梯山に登場する小原庄助と言う人物をもとに映画化したものらしい、全く知らなかったので勉強になりました、気になって見た後聞いてみました、いい曲です
その主役を演じるのは大友柳太朗、その魅力たっぷりに豪快で生真面目で優しく剣は立ち人望もある、完璧ですね、ただ女にはめっぽう弱く近くにいるだけでてんかん発作で失神してしまうほどって言うマンガみたいなキャラクター(その発作で倒れた後の民間療法で額に草鞋を乗せるっていう描写も再三あってその辺も勉強になりました)

全体的にほのぼのとしてのんびりした温かいストーリーで進んでいくけど、ラスト15分くらいで急展開、いきなり時代の風幕末が押し寄せ、立ち回りからの一件落着、この辺は当時の時代劇作品の流れ、時代劇なら殺陣がなきゃ的な強引さも少し感じる
そのまま心温まるコメディ、感動ドラマ的な展開でも良かった気はする、まあ当時の東映時代劇の流れにあってはそうはしがたいだろうけど

東映時代劇それなりに見てるつもりでもまだまだ知らないいい作品あるんですよね
まず普通にキャストが充実してるのが良い、惜しげも無く名前のある役者が出て来るので楽しい、それでも特に豪華ってわけでもないのが当時の東映全盛期の凄さ

この作品の丘さとみ凄い良かったです!男勝りで勝気で立ち回りも披露する役なんだけど、時には乙女で涙する姿もある、そして何よりかわいい!今まで見てきた中でも上位に入るだろう好演、特に化け物屋敷での大友柳太朗と二人っきりでのシーンが良かった
格的には上の美空ひばりも良かったです、時期によってはぽっちゃりしてる時もある中でこの頃はシュっとしててかわいくて健気で、シーンによっては脈絡もなく歌い出す、ミュージカルだっけ?いや「美空ひばり」だから納得なんです!

幕末、実在の人物も登場する作品ということではリアリティ的にはいまいちなんだけど、娯楽作品、ファンタジーとして見れば充分楽しめる良い作品だと思います

大河内伝次郎主演の「小原庄助さん」もいつか見てみたいなー