まーさん

いま、会いにゆきますのまーさんのレビュー・感想・評価

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)
4.0
中村獅童?あまり好きじゃない。だからこの作品観るのを避けていた。だけど、いざ観てみたらとてつもない号泣作品だった。ちなみにオレンジレンジの“花”はカラオケの18番です。

【概要】
①若くして妻を亡くしてしまった、秋穂巧とその長男である佑司。
②梅雨のとある日、突然妻の澪が二人の前に現れる(蘇る)。しかし、その記憶は失われていた…😢
③3人は再び、同じ屋根の下で生活を始める。梅雨の時期、というその限られた時間を。

【見どころ】
◯後半の涙腺崩壊ラッシュ
3回泣いた。蘇った妻の澪は、”梅雨の時期”にしかこの世にいることができない。だから、夏が来れば別れが来る。この限られた時間は神様が与えてくれた束の間の幸せだったのだ…😭
別れのとき。「ありがとう。あなたの隣は居心地が良かったです。」投げかける言葉が寂しくて暖かい。
そのあとのタイトルの回収シーン、さらにはエンドロールまで泣かせまくる。ハンカチが足りない💦

◯竹内結子の演技
雨と共に訪れ、雨と共に去る。紫陽花のような人だった澪。竹内結子の演技がとにかく素敵で役柄に合っていた。しかもこの時まだ23歳…若っ!
・「コーヒー飲む時間ある?」と聞かれたあとの間をおいての「ある」
・別れのとき、自分がいなくなることを伝えた佑司を元気付ける表情とか。

【雑観】
妻が蘇る、という時点でファンタジーな作品なんだけど、後半もう一つのファンタジー要素が出てきてびっくりする。
まーさん

まーさん