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ギフトのトラインのレビュー・感想・評価

ギフト(2000年製作の映画)
3.0
田舎町に夫を失った家族が移住してくる。残された妻はSPIカードを使いながら過去や未来のビジョンを見る能力を持っており、田舎町に起こる連続殺人事件の捜査を警察から依頼されるまでになってしまう。そのなかで、水中に沈む女性のビジョンを見たことから、トラブルになった近隣住民の土地を捜査することになるのだが・・・。という感じ。



結構古い映画だから結構なテンポの良さ。ホラー・サスペンス味があるけども、そんなにホラー要素強くないので苦手な人でも平気だと思う。カメラワークもこの感じが落ち着いてて見やすいわぁ。最近躍動感無理やり出したいからってカメラブンブン振ったりやたら近かったり遠かったり、あとブラーやら効果使いすぎてもう見にくいっていうか目が疲れる。そういうのがないのだけでも視聴感がいいよねぇ。



キャラの立ちも良いし緊張感の出し方もそれこそ刑事物サスペンスみたいなテンポで進んでいくのもいいよね、徹頭徹尾テンポが良い。思うに変にセリフまで出す心理描写とかも最近多すぎるからそういうキャラ説明場面みたいのもないからほんといいなぁ。アレほんと嫌い。捜査できる立場でも力もない占い師の立場で犯罪の捜査に関わってしまうっていうのが丁度良い緊張感を生むんだろうなぁ。ジェイソン・ステイサムとかドウェイン・ジョンソンが現れたらこういう緊張感じゃなくなるじゃん?未亡人の占い師だから良いのよ。



卓越した能力をギフトとか呼び出したのも、この映画以降聞くようになったしそこそこ人気海外でもあったんじゃないかなぁ。あの言葉自体は好かんけど。
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