一番美しくのKINのレビュー・感想・評価

戦中のガールズフッドムービーじゃん！と無邪気に叫びたい一方、プロパガンダ映画として見ると、むしろ「女子もこれくらい頑張れ！」と言わんばかりのメッセージにも受け取れてなんとも難しい気持ちに。

まぁ後年の作品を見れば分かるけど、明らかに戦意高揚に関しては抵抗をしてるように見えるし、この時代に映画をつくるにはこうするしかなかったのだな、とも思う。

バレーボールのシーンなんかみんなの笑顔をアップで映して、ポンポンと編集で見せていくのが気持ちよくて朗らかな気持ちになる。