黒澤明は2作目でこんな女性像を描いてたのか。
でもやっぱり男を撮るのが向いてたんだと思う。
それでも渡辺さんはなかなか魅力的な人物だった。彼女は強いのか、強くあるしかなかったのか、強くありたいのか…
軍需工場で働く女子挺身隊の少女たちの日常。黒澤明の脚本・監督による44年作品。生産倍増計画による疲労、不満。だが、女子たちの結束、周囲の協力により、努力が報われようとしている。
女子勤労動員促進の作…
お国のために、工場の増産頑張りましょう。もはや歴史資料としてしか見られないほどプロパガンダすぎる。若い女性たちが頑張る姿は美しいけど、結局は体を壊してまで頑張らないと非国民あつかいされた同調圧力の賜…
>>続きを読む後日、黒澤監督が、
「もっとも愛らしい作品」と語っていた佳作。
戦時中の女工員を主人公に、
軍隊に届ける兵器などを製作する軍需工場が舞台。
男子の倍増増産計画に対し、女子にも1.5倍増産…
黒澤明監督作。主演は公開翌年に黒澤明の妻となる矢口陽子。
敗戦前年、検閲もあり『門は胸を拡げている』⇨『日本の青春』⇨『渡邊ツル達』⇨『一番美しく』とタイトルが変更。ひたすら国のために働く女性を「一…
当時の戦争ムードと流れに乗る人々が、国の為と精魂込めて生きている。その熱狂を腐したり否定的な態度を示したり出来ない時代に作られた映画。戦争ムードを描いているし、反戦的メッセージこそない。だが映画その…
>>続きを読む黒澤明2作目。
めちゃくちゃ女子体育会系。時には辛い、でも仲間との絆を大切に目標達成に向け日々振り絞った頑張り!大体はこんな感じなのに時より時代と国に沿った道の真逆の要素が強い色を放って挟まってく…
映画が貴重で贅沢な時代で、覚悟が違う。黒澤作品と云うことで、当時のリアルが映像として残されているので、戦時中を舞台にした作品製作はもちろん鑑賞するにも一級品の資料として有難い。面白いとかそういう基準…
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