kaitomo

殺人狂時代のkaitomoのレビュー・感想・評価

殺人狂時代(1967年製作の映画)
3.9
殺し屋の組織に追われることになり、立ち向かう男は、冴えない大学講師。今ではありがちな、舐めてた相手が最強だった系の話でもある。この時代に、ハードボイルドありながらも、こんなにもコミカルで脳天気なエンタメサスペンスがあったのだ。アクションに迫力があるわけでもないが、テンポ良く刺客が襲ってくるし、ゆるくて終始面白い。仲代さんのとぼけたカッコ良さも魅力だし、相棒の砂塚秀夫も子分感全開で可愛いし、安定のボスキャラ天本英世も良い。岡本喜八らしい、軽やかな一本。
♯久々鑑賞
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