殺人狂時代の作品情報・感想・評価・動画配信

『殺人狂時代』に投稿された感想・評価

演技もショットもテンポもキャラクターもバリ面白い。
なかなか死なない水虫中年、『ダイ・ハード』の先取り。
ありこ

ありこの感想・評価

4.5
ひたすらテンポと勢いがよくて最高。最初かなり冴えないダメダメな感じの主人公が、いつのまにかダンディでハードボイルドな最強男になっておりキャラ違いすぎない?とゲラゲラ笑いながら観た。レトロなセットもとにかくかわいい!!爽快で楽しい映画です。
"殺人狂、水虫に敵わず…👣"

仲代達矢さん演ずる主人公の男がぬぼ~っとしてるがめちゃカッコよくて造花が似合うほどに素敵である🎶✨🤓ママ!!

ナンセンス?いやハイセンスなコメディ、アクションに謎、スパイ?そして個性豊かな殺し屋たち…めっちゃエンターテインメントやぁああ!たのしー!(*´꒳`ノノ゙パチパチ🎶

岡本喜八監督これで2作目の鑑賞ですがもうすっかりファンですよん🎶(_ _*)

はぁ~この時代に青春を捧げたかったななんて耽ったり(◍ ॑꒳ ॑◍)𓂃◌𓈒𓐍

岡本喜八監督の愛に愛をこめて💕
針

針の感想・評価

3.8
仲代達矢演じるとぼけた犯罪心理学講師が突然殺し屋に命を狙われ、その理由を探っていく、というお話なのですが、テンションが妙に緩くて笑えるシーンがいっぱいあるヘンな映画。ナンセンス・コメディー・スリラーという感じ?

演技も演出もすげえ大袈裟で苦笑いしちゃうところも多い反面、軽快すぎるテンポと場面転換の鮮やかさには心がときめきました。全体的にチープさが漂う作品なのですが爆薬だけはいっぱいあったようで、バンバン爆発しまくるシーンでは大笑い。ラストも一応きちんと〆ているのが妙。

キャラクターとしては殺し屋集団を率いる博士(天本英世)が面白かったです。ヒトラーに惚れたと言ってたけど、確かに思想的にも演説の才的にもかなり似通った人物でした。

鈴木清順のギャングものがちらっと頭をよぎりましたが、今作の場合は世界の水準がひっくり返るところまではいかない、言い換えると娯楽に徹してる感じがしました。

岡本喜八はできれば全部観たいなー。
あつ

あつの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悪の組織にひょんなことから狙われてしまったマザコン変人教授。次々と襲い来る刺客と戦いながら悪の本拠地を目指す。果たしてなぜ教授は狙われるのか…みたいな話。

冒頭のアニメーションで見せていくクレジット可愛くて好き。

仲代達矢さんが演じるキャラクターで本当に魅力があるよな…出演作品全部観たい。漫画みたいなキャラクターで下手したらかなり不自然になりそうなのに浮くどころかあの変人教授の掴みどころのない不思議なキャラクター性に魅せられて終盤の展開までずっと楽しかった。

あの可愛げのある変人教授が大好きだったのであのサプライズ展開が刺さらず冷めてしまい終盤どうでもよくなってしまった。かなり馬鹿馬鹿しい面白コメディだから個人的には最後まであのままで走り切ってほしかったなぁ…。

俺の愛した桔梗信治を返せ。じゃないとパラノイアになるぞ。
結構序盤は気楽で単純な作品という感じで、あまり面白くなかったんですけど。
後半は結構どんでん返しや、サプライズが多くて面白くなったし、ラストもかなり良かった。
相変わらず仲代達矢の演技は岡本喜八作品にピッタリハマっていて最高ね。
喜八演出の真骨頂という感じで、荒々しくもテンポ良く進むコメディ。団令子が最高にチャーミング。子分の砂塚秀夫もすごくよかったし(泉谷しげるみたい)、仲代も演技の幅広さを見せてくれる。
面白かったんだが、二転三転するわりに結局何がしたいんだかよくわからない話だった。個人的に喜八さんはコメディに振ってるより、シリアスめのところに軽さがある方が◯です。
KJ

KJの感想・評価

4.7
めっちゃくちゃ面白かった。

こういう感じの(?)古い日本の映画は「七人の侍」しか見たことがなく、馴染みがなかったけど、「殺人狂時代」は非常に大好きになった。

画面がとても面白くて初っ端から引き込まれた。
セット、車、小物、服、登場人物、そしてそれを切り取るアングルがキマってて、バシッと絵になっている。

登場人物のキャラクターも面白おかしく、かつカッコいい。
主人公のトボケ切った顔が良すぎる。
かと思えば髪切ってメガネ外したらめっちゃくちゃ男前でたまげた。

仲代達也、初めて見たけど、顔もさることながら、演技がとにかく面白くて引き込まれて、最強の役者さんじゃんと思った。

序盤の、主人公の部屋で主人公とトランプの殺し屋が喋るやりとり、面白過ぎて声だして笑った。そこが一番好きかも。
セリフなどが漫画チックで癖になる。

全編通してボケ数多くて、ぶっ飛んでて可愛くて、コメディとして素晴らしかった。50年以上前の作品なのにこんなに笑えるって凄すぎる。
今作られた作品ですって言われても信じるくらい、
なんというか古臭くない。
もし当時、リアルタイムで見たらヤバかったんじゃないか。

最初は画面の綺麗さと変な笑いを楽しむ映画だと思って、笑って見てたけど、最後の方、しっかり見たら、かなり良くできた話!?ってなってもう一回見た。何回見ても楽しめそうな作品だ。

ウェスアンダーソン監督の「フレンチ ディスパッチ」が面白かった、と映画好きの人に話たら、「じゃあこれ見てみて」みたいな感じでDVD貸してもらって見たんだけど、確かに見た感覚がなんか似てたし、しっかりハマった。

しかも庵野秀明監督作品にもめっちゃ取り入れられてるって知って、(本当だ!)、何よりこの作品が面白かったから、岡本喜八監督の他の映画も見ようと思った。

知らないだけで、古い作品でも自分にドンピシャハマる作品はゴロゴロあるんだな...と思わされた映画。
それらをリスペクトして今の作家さん達も作ってるんだもんな。
連綿と続くオマージュとかってホントに面白い。
鑑賞記録

岡本喜八監督作品

アヴァンギャルドなおもしろさ
同じ時期に制作された日活映画『殺しの烙印』とも通じるアナーキーな殺人合戦を繰り広げる無国籍映画。ただ仲代達矢の役柄はもうちょっと根っからトボけた破天荒っぽい役者さんが良かったなあ。富士山裾野の自衛隊演習地での砲弾追撃戦に狂人獄舎で左手縛りあったタイマン対決と喜八監督らしい活気と突飛な展開に富んだ作品。
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