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ツナグのナのネタバレレビュー・内容・結末

ツナグ(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作が好きでみた◎

エンドロールでの希林さんの朗読。
調べたらこの一節がタイトルの本を出していたとは知らずでした。読んでみようと思う。
辻村深月さんの原作にはない設定で、希林さん自身が「この詩を入れてほしい」と監督に申し入れたそうだ。

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最上のわざ

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために。
ナ