たけさん

ラリー・フリントのたけさんのネタバレレビュー・内容・結末

ラリー・フリント(1996年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ポルノ雑誌を創刊した男は、正義なのか悪なのか?な映画🎬』

《ストーリー》
ストリップ劇場を運営していた兄弟が、ひょんな事からポルノ雑誌的な物を出したら軌道に乗ったため、ポルノ雑誌会社としてやっていく事に。

そして、
長男である社長は、若い踊り子と結婚してお金持ちにもなり。順風満帆。


しかし、
風刺的意味合いを込めたポルノを出したら、
しっかりと裁判になってしまう。


彼は真っ向から戦い、ポルノは必要な物であり、自分だけ叩かれるのはおかしい!と声を荒げる。
そんな中、裁判終わりに、狙撃されてしまい。
下半身麻痺となり車椅子生活に。。

しかし
彼は怯まない。段々と事が大きくなり、アメリカという自由国家の在り方、、自由とは何をもって自由で、何をもって規律とするのか?
と壮大になっていく。

そして、嫁は薬物多量服薬により溺死。
主人公の彼は、最高裁で無罪を勝ち取り、今もご存命である。

《感想》
うわぉ面白い。
おバカなパロディーかと思ったら、、

儲けが出るからと始めたポルノ雑誌が、
彼の信念、信条に影響しだして、


裁判を通して

アメリカという🇺🇸自由を尊重する国で、
何をもって、
自由や規律とするのか?
という壮大なテーマに昇華していく辺りが面白い!!

性行為がダメで、
大勢の人を殺す戦争は良いの?

大勢を殺した人が英雄で、
人殺しをする瞬間を撮影すればドキュメンタリー賞で、
性行為を撮影すれば犯罪なの?


様々な角度で
色んな人の意見をぶつけあっていく様が圧巻だった!


ふぅーーー。
面白かったなーー笑
たけさん

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