紅茶

鏡の紅茶のレビュー・感想・評価

(1974年製作の映画)
4.0
原始的な風景が感じられる。大気、火、水、土の四大元素が象徴的に取り入れられてる。これはタルコフスキーの他作品でも同様の要素ではあるけど、神秘的かつ奥行きのある作品。バラバラな時間軸で構成された記憶と現実を〈鏡〉の破片のように分有しているよう。言語化できない断片的な風景を見せられ、観客もそれを前にただ酔いしれてしまう。
紅茶

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