Ryoma

鏡のRyomaのレビュー・感想・評価

(1974年製作の映画)
5.0
大傑作。二度目の鑑賞。一度目は「マジ意味不!」ってなったが、二度目で分かった。これは大傑作だ。みんなもう一回観てほしい!
母の存在と父の不在。曖昧な幼年時代の記憶、戦争の記憶。全てが絡み合って受け継がれる、その清冽さ、その哀しさ。まるで呪いのように、母から子へ、その濃密な露のような哀しさ。予感が波紋を描き、震えて滴る。
マジック炸裂、奇跡の結晶のような映像世界だけでも、観る価値あり!
Ryoma

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