クリープ

鏡のクリープのレビュー・感想・評価

(1974年製作の映画)
3.1
つまらない映画だけど、ベルイマンのように心にぎざまれて、跡に残る。それも消えないやつ☘️
本棚に、6000円のVHS Hi-Fiが、捨てられないで埃被ってた理由が何となく分かる。それは
●タルコフスキーの真実が語られていて、それを商業用映画にする事に無理あるが、いくつか共感されるギミックはあるから。

「猿の惑星」ジイラのようなオバサンが、また出て来た。「・・ソラリス」で科学者だった。うちの母親に似ていて参る(笑)
女の父が「ノスタルジア」の作家の役だった人か、若いな☘️いや まてよ へんだ・・
●この"鏡"くせもので、母と妻 マリア:ナタリア 作者と息子(イグナート) 父と作者・・・・全部鏡写しで 同じ鏡像 おなじ女優 だから 分からなくしてる。だから 集中力が鍛えられる良さは 否めにゃい(笑)
●ロシア語ってずるい(笑)、ぼそぼそしゃべるだけで詩人のように見える。
●やっぱ いいよね
「サクリファイス」ぽい納屋の家事 印刷所の植字室 櫛 テーブルの上のコップの湯気の跡が、丸いあとが ゆっくり消えていく☘️このシーンだけに観る価値はある。このセンスは誰にも真似できない♥️
●まとめ
映画は世に沢山あるけど、この作品は、つまらないけど残っていく。 少年タルコフスキーは、暇だと何か燃やしていて、美人のカーちゃんに 叱られていた確定(笑)
クリープ

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