リオン66

ほしのこえのリオン66のレビュー・感想・評価

ほしのこえ(2002年製作の映画)
1.9
処女作には全てが詰まっているなんてことを言う人がいる。あっているようで間違っているような言葉だと思う。
本作は前者の通り、まさに全てのオリジナルが詰まった作品と言っても過言ではない。ナレーションの使い方。風景の構図。男女の在り方。そして、雰囲気。
私は新海誠の作品をだいたい観て勝手に感じた。超現実の夢の中しか彼は描けないのだろうと。なので、どこまでいっても監督はこの本作を超えることは良くも悪くもできないのだろう。あらゆる総力をかけて、煌びやかな装飾品を身につけても。
リオン66

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