リオン66

鍵泥棒のメソッドのリオン66のレビュー・感想・評価

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)
2.5
 平面的な映画。

 いくらいろんな設定を積み上げても、人物たちがまったく立体的にならない。役者を目指す堺雅人。殺し屋?の香川照之。そして、ブルジョワ編集長の広末涼子。

 それは、大きく二つの問題があると考える。一つは、余白。物語以外の部分だ。これが少なかった。お金を返すシーンはよかった。そして、舞台だろう。狭い、まったく広がらず、狭い中で物語がおわってしまった。

 せっかく、アイデアが面白いのに尻窄みしてしまった。もったいない一作。
リオン66

リオン66