ひじき

アギーレ/神の怒りのひじきのレビュー・感想・評価

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)
3.5
冒頭、探検隊の長蛇の列を長回しで見せることで、ラストのアギーレの悲壮感が際立つ

騒がしい映画ではなく真逆の静寂な映画
静寂の中でこそ狂気は輝く
自然が背景なのが人間の異様さが強調される

ドキュメンタリータッチでの撮影が効果的
彼らの旅路に同行しているように錯覚させ、先住民からの攻撃、アギーレの狂気を追体験させる

怪優クラウス・キンスキーの表情が凄まじい
彼を操るヴェルナー・ヘルツォークも只者じゃない
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