ノノ

アギーレ/神の怒りのノノのレビュー・感想・評価

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)
4.0
まじで撮影が大変そう。重い衣装を身につけてジャングルを抜け、濁流の中いかだを漕ぐ。彼らの背中を追う激しく揺れる手持ちカメラはドキュメンタリーを見ているような臨場感。黄金郷を目指し先住民をバタバタ殺す。裏切る仲間も平気で殺す。自信に満ち溢れる男アギーレの眼力は強烈。全てが幻に見える精神状態の中1人生き残るアギーレの揺るがない信念は狂気。
川を進んでいくシーンの自然の音の安らぎといつ襲われるか分からない緊張が共存する感じがめちゃくちゃ『地獄の黙示録』だと思ったらコッポラも影響を受けたと知り納得。めちゃくちゃ良い。
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